【本日の作業】
22kW油冷式スクリューコンプレッサの定期整備に伺いました。2年前に稼動開始したコンプレッサー
【所見】
写真は圧縮空気中の油分を分離するオイルセパレータエレメントの新旧部品です。
通常はステンレス製のハウジング内に取付けてあるので視る事が出来ない部品です。
オイルの分離を繰り返したエレメントは写真の様に汚れてきます。長時間交換せずに
使うと潤滑油消費量が増大したり潤滑油の劣化を早めてしまう可能性があります。
6,000時間毎に新品に交換される事を推奨致します。
【本日の作業】
約20年前の油冷式スクリューコンプレッサの定期整備に伺いました。最近では現役で稼動している機も少なくなっている機種です。現在のスクリューコンプレッサの外観とはだいぶ異なっています。
【苦労した点】
工具を持った手が入りにくい箇所がある機なので手探りの指先感覚で作業を進める工程があります。
配線なども年数経過により硬化している箇所があるので不注意に扱うと簡単に切れたり折れたりしてしまいます。
事前に解かってる場合は整備時の新品交換を推奨させていただいております。
注意しながら作業を進めて運転確認良好でした。次回もよろしくお願い致します。
【本日の作業】
37kWスクリューコンプレッサの定期修理に伺いました。本日は圧縮機の本体プーリーの交換修理も実施しました。
写真は外した旧部品と新品の部品です。わかりずらいですが左側の部品はベルトと接触する凸の部分が0.30mm以上磨耗していて継続使用によりベルトの切損事故に繫がる可能性があります。
【所見】
右側の部品は凸の高さが写真に写っている右から左までフラットになっています。
劣化の現象としてはベルトの劣化に伴って塵埃の侵入なども影響して磨耗が生じるためです。
通常は運転時間に比例しますが、圧縮機の設置環境により交換時期が早まる場合があります。
完全な環境を準備するのは困難なのが現実と思われます。
1年で交換に至る例もありますので定期的な点検を推奨致します。
【本日の作業】
今日は37kWインバータコンプレッサのインバーター内臓冷却ファン交換に伺いました。ファンが劣化して停止するとインバータユニット内部の温度上昇によりコンプレッサの異常停止に繫がります。
今回は異音を感じると連絡を受けての予防保全となりました。
【注意した点】
インバーターファン交換はインバーターユニットを降ろしての作業となります。安全のため2人で作業しました。
写真は降ろしたユニットから冷却ファンのケースを取り外した後、ファンを外した所です。
(最大の注意はこの写真の前でした)
ファンと基盤を繋いでいるコネクタが固くて抜けずらい場合があり、交換するファン側はともかく、相手の基盤側に指先を集中して取り外しを行ないました。
配線を引っ張りたくなりますが、配線を引っ張るとコネクタが残り、配線だけ抜けてしまう場合が有るのでこれはやってはイケマセン。
運転確認の結果ファンの動作良好でした。
【本日の作業】
コンプレッサー内臓型の冷凍式エアドライヤーの交換に伺いました。
今回は写真の冷凍圧縮機の故障の為ユニット毎の交換修理となりました。
【学んだ点】
ユニット交換の場合、管継ぎ手やセンサーなどユニット内の部品を再利用する場合があります。
通常修理では取り外さない繊細な部品もあり慎重に外しておきます。
取り外した継ぎ手の角度やボルト、ビスの数、場所などを取り付け時に迷わない様に整理して
並べておきます。これは小型機でも大型機でも同様に実践します。
定期修理が終了し、試運転をしていたところドライヤー異常のエラーが発生していました。原因を探したところ冷媒ガスが漏れていることがわかりました。冷媒ガスがなくなるとドライヤーの役目を果たせなくなってしまい、エアーに水分が含まれるようになり、最終的には止まってしまう恐れがあります。左側の画像を見ればわかるように本来ならば針が緑色の範囲以内に収まっているはずのものが振り切れてしまっています。この場合ガス漏れしている場合が高いのでエアーに水分が混じると困ってしまう場合や止まってしまうと困る場合はドライヤーの交換をしたほうがいいと思います。
【本日の作業】
レシプロ式コンプレッサの調査点検に伺いました。下記の写真は横置きタンクの上に圧縮機とモーターが乗っている形のレシプロ式コンプレッサの点検中の写真です。
【状況】
レシプロ式コンプレッサーはサブタンク内にドレンが溜まる為、定期的にドレンを抜くコックが横にあります。
写真はドレンを定期的に抜いてなかった為コック部が錆などで目詰りを起こしていました。
(写真は開放しているところです)
【所見】
レシプロ型のコンプレッサは定期的にドレン抜きを実施しないとドレンコック部やナイロンホースに目詰りが
発生してしまいます。毎日のドレン抜きの実施を推奨致します。
タンク内の容量不足により空気量の低下が発生する可能性があります。
【本日の作業】
今日は15kWスクリューコンプレッサの定期修理に伺いました。各エレメントの交換やベルトの交換調整など実施します。
写真はコントロールパネル基盤に繋がっているリボンケーブル接続部の辺りですが油分に塵埃が付着しています。
ほとんどの環境下において塵埃がパッケージ内に侵入していない機はないと思います。
定期修理の際にはパッケージ内のモーターやファン、始動盤などをエア清掃いたしておりますが、
写真の状態からエア清掃し接続部の奥に押し込んでしまうとショートや誤作動の危険性が
ある為ウェスなどできれいに除去しました。
【所見】
定期的に整備を実施されているユーザー様でしたので前回訪問時と異なる異常に気が付く
事が出来ました。電気系統周辺は塵埃と湿気が、故障の原因に繋がりますので定期的に
清掃の実施を推奨致します。
【本日の作業】
スクロール圧縮機内臓エアドライヤーのファンモーター交換に伺いました。
ドライヤーファンが故障すると、冷却効果が低下し安全装置の作動により圧縮機の停止を
【苦労した点】
写真は外したファンモーターですが、エアドライヤーユニットの真ん中に位置している為モータを外すに至るまでに時間を要してしまいました。工具が廻しずらいユニットだと感じました。次回交換時に必要な工具を
準備しておきましょう。
組み上げて試運転良好でした。
【本日の作業】
22kWスクリューコンプレッサの定期修理に伺いました。各エレメントの交換、メインモーターベアリングの交換を行います。
【苦労した点】
写真はインバータの冷却ファンです。その下に見えるのが冷却フィンで、ここに埃が溜り目詰りを起こすと
裏側の基盤損傷に繋がる可能性があるので目で確認しながら清掃します。
冷却ファンは収納されているカセットを隙間から外すのですが、これがナカナカ抜けてきません。
外した後は小さなコネクターが指の届かない所にあるので、これを慎重に取り外し、新品交換後に
はコネクタの取り付けとカセットの戻しがあります。折れやすい部品が多い為、時間を掛けて作業しました。
今度、作業性の良くなる道具がないかホームセンターで探してみましょう。
【本日の作業】
油冷式スクリューコンプレッサの中間整備に伺いました。
反屋外の環境にある機なので、どうしても塵埃が蓄積してしまいます。
まずは清掃から始めましょう。
写真は清掃作業中の1枚です。撮影時に詰物の外していますが、通常はゴミや部品などが侵入しない様にカバーをしています。
【注意した点】
細かい部品などを分解する為、ナットやバネなどを落とさないように常に意識して作業しています。
カバーを掛けたり、使用する工具にも注意しています。落とすとかなりショッキングです。取り出すのに
余計な時間を費やしてしまいますから。
本日も順調に作業完了させていただきました。
【今回の作業】
朝、お客様よりコンプレッサーが始動しないとの連絡をいただき現場に伺いました。
コンプレッサは停止状態でオイルの温度も下がっている状態です。(写真)
停止状態でのオイル量がオイルレベルゲージの朱線の下部に確認できます。
【所見】
エラーの履歴から吐出温度上昇による異常停止と診られました。始動出来なかったのは停止後、
内部温度が設定温度以下に下がってなかったと思われます。
主電源を切りオイルをオイルゲージの上位の朱線まで補充しました。
オイルクーラーのエアブローを実施後、運転状態良好でした。
【本日の作業】
今日はスクリューコンプレッサの定期修理に伺いました。エレメントの交換が主だったので順調に
進行しました。最後にオイルを入れて運転するのですが、純正オイル4Lに付属していた象の鼻
みたいな給油口を使用して入れたらナカナカ入らない。今思えば上に空気穴空けとけばスムーズに
入ったかな。今度やってみましょう。
【苦労した点】
ベルトが内側に掛かっているコンプレッサにたまにある、外側のユニットを動かしてベルトを交換した事です。
解かっていればなんてこと無い事ですが手順がバラバラです。
他に方法があるのかも知れませんので今度聞いておきます。
ケータイからでも
ご覧いただけます